鳥の皮が苦手な友人が、「パリッとしてたら食べられる」なんて言うんですよ。味ではなくて、あのぶよぶよ感が苦手なんですね。
普通に焼いた鳥もも肉は、凹凸があって、どうしても凹んだ部分までパリッとさせるのは難しいですが、オサエちゃんを使ってぎゅーっとプレスすると、均一に熱が伝わり、きれいな焼き目が全体に付きます。
そして、余分な脂が抜けて、パリッと仕上がります。
オサエちゃんを使った場合と、使わなかった場合の焼き目の違い、パリパリ感の違いを「鉄板プレス料理実験室」で実験しているので、そちらもご覧下さい。
鉄板をよーく温め、この時は油をひかずに皮目からもも肉を焼き始めました。最初は強火です。
使い始めの鉄板では、少し油をひいてください。
鳥肉から、旨みのたっぷり入った油が出てきますので、野菜なんかも一緒に並べてください。
じゃがいも、なす、ズッキーニ、にんじん、さつま芋・・・なんでもOKです。
いい感じに焼き目が付いた所でひっくり返します。
ここからは、オサエちゃんを使わない方がジューシーに仕上げります。
この辺りは、中弱火にしてください。
竹串などを指して、透明な肉汁が出てきたら完成です。
オサエちゃんで、上からも保温しているので、フライパンなどで焼くより早く焼けます。
1枚は、鉄板に残った旨みたっぷりの汁に、コンソメ顆粒、塩コショウをして少しとろみをつけ、グレイビーソースにしていただきました。
もう1枚は、おろしポン酢につけてもさっぱりいただきました。
どちらも甲乙つけがたい美味しいソースでした。
鉄板プレス料理実験室では、チキンステーキでの「オサエちゃんあり・なし」実験も行っています。
パリパリの皮を焼くためには、オサエちゃんは必須ですが、押さえすぎても・・・という結果もぜひご参考にしてください。
冬キャンプで、オサエちゃんを使って、チキンステーキを焼いたそうです。
焚火は火加減が難しそうですね。
でも皮目がパリパリに焼けて大満足だったとか。
こんな素敵な景色の中でチキンステーキが食べられたのなら、めっちゃおいしかったのではないでしょうか。
チキンステーキのほかにもこんなメニューがありました。こちらのブログ>アツアツ鉄板を使った料理>鉄板の使い方‐真冬の若者編1~3に掲載しています。