鉄板で肉塊を焼く その1

ローストビーフなどの塊肉を焼く場合、

「表面は高温短時間で焼き、その余熱で中心温度を60度にすると最もおいしく焼ける」と聞いて

「これって鉄板じゃね?」

と思ったわけです。

鉄板でおいしいローストビーフを焼くために最適な時間を割り出してみたくて、色んな時間で実験してみようと思います。

まず1回目は、1面10秒焼いて5分休ませるパターンで作ってみます。

では始めます

お安いお肉です。

冷凍からなので、1日かかって常温にしました。

塩をすりこみました。

現在の中心温度は16.5度

意外と暖かいですね。

鉄板を250度以上に温めます。


オリーブオイルをひき、1面10秒位で焼いていきます。

2面目です。

10秒なのであまり焼き目は付きません。

3面目です。

鉄板の温度が下がらないので、続けて焼いても大丈夫です。

1周しました。

火を消して、鉄板の上に網をのせ、鉄板に直接触れないようにします。

この時の内部温度は36.7度

アルミで覆います。

その上からボールでフタをします。

ボールが結構熱くなるので気をつけてください。

5分この状態で保温しても内部温度は変わりませんでした。

再び火をつけ鉄板を熱してから1面10秒焼き、5分保温を繰り返しました。内部温度は、44.3度に。

3回繰り返し、内部温度は53.5度に。

4回目で内部温度は60度を超えました。

全体に張りが出て、指で押すとちょっと固い感じです。

切り口はこんな感じです。

ちょっと、火が通りすぎてしまった感じです。

赤身特有の肉の味がしてそれなりにおいしかったのですが、もっとレアな感じに仕上げたかったです。

今回は、1面10秒焼いて、5分休ませるを4回繰り返しましたが、このパターンでは、鉄板の良さが出ていない様な気がしました。

せっかく鉄板の上で保温しているので、この時間をもっと長くしてもいいのかなあと思います。

次回は、焼き時間、保温時間共に2倍くらいにして、2セット位でやってみようと思います。

余熱で3度上がるというレシピもあるので、焼き上がりの中心温度は、57度で良いかもしれません。次回の課題です。

クリスマスまでに最適時間を割り出したいです。

使用鉄板

アツアツ鉄板 カセットコンロサイズ6㎜
1人~3人用 25cmx25cm 重量6mm:4.2kg
¥8,250

金物の昭和屋 

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