鉄火味噌は、そのじみーな色合いと、土のような(笑)見た目でかなり損をしているのではないかと思うのです。
本当は、非常にひじょーに優秀な食品なのですよ。
ずーっと昔から日本にあって、飛脚が何百里も走るために携帯して食べていたり、大日本帝国陸軍や海軍のレシピにもあったくらい、栄養があり、体を温め、エネルギーになる食品なのです。
で、鉄火味噌作り職人の大澤さゆりさんが、以前、鉄板キャラバンに参加してくださいまして、
「これは、鉄火味噌作りにちょうどいい」
と鉄板の特性をひとめで見抜いて、鉄火味噌作りに最適のサイズを特注してくださったのです。
それが「369パン」という名の丸型鉄板です。
直径30㎝、高さ6㎝、底厚9㎜で369パン(ミロクパン)
覚えやすくていい名前です。
で、369パンを使った
くわしい作り方や材料の分量などは、さゆりさんのワークショップでお勉強してもらうとして、とにかく、作るには根気と忍耐力が必須です。
材料を切るだけで、1時間ほど。
ごぼう、レンコン、ニンジン、しょうがをこの状態からさらに塩粒のようになるまで切っていきます。
コツは、最初に包丁をよーく研いでおくこと。
細かければ細かいほど陽性になっていくそうです。
この辺は、勉強してないのでよくわかりません。
最初は、ガスコンロで炒めます。
香りや粘りを確かめながら、順番に菜種油で炒めていきます。
分量の味噌を加えたら、薪ストーブに移しました。
そして、3時間くらい時々かき混ぜながら、ひたすらただひたすら煎っていくのです。
あの粘土のような塊がこんな感じになっていくのです。
この過程で
底厚9㎜の鉄板が威力を発揮するのです。
って言ってもよくわかりませんよね(;´∀`)
実際使ってみると「おおっ!なんか違う」とわかるのですが、いい言葉が思い浮かばず、すみません。
フライパンでもできないことはないと思うんですけど、ずーっと鉄火味噌を作ってきた大澤さゆりさんが、
「全然違う!ほんといい感じにできる!」
って。
パラパラになったら出来上がりです。
あんなにたくさんあったのに、みんなで分けたら、一人これくらい。
パラパラといってもソフトふりかけくらいの食感で、これがまた、おいしいの。
もちろんみそ味なんですけど、味噌辛さがあまりなく、ゴボウやしょうがの風味がものすごく効いていて、ちょっとやわらかめの白ご飯にまぜたら最高!です。
陰陽とか勉強してるさゆりさんにいわせると、今の時期だから体がおいしいと感じているらしいです。夏場は、あんまり食べちゃいけないんだって。
産後や、病後の体力回復時や、長距離泳いだり、マラソンとかする人にもいいんじゃないでしょうか。
ドーピングには引っかからないと思いますよ、たぶん。
369パンは、鉄火味噌作りに適した鉄板ですが、もちろん普通の鉄板として、焼き物はもちろん、フチも高いので、餃子や、スパニッシュオムレツなど、汁気のあるお料理にもお使いいただけます。
鉄板のある生活、いかがでしょうか?
369パンは、オーダーメイド商品となりますので、お気軽にお問い合わせください。
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