ソロキャンがじわじわブームになってきているので、多分本来は、こういう鉄板って、ソロキャンパーがそろえたくなるアイテムだと思うんですが、なぜか、当店の場合、
とおっしゃる方が多くて・・・なぞです。
そして、こんな小さな鉄板にも納得のこだわりがあるので、1枚づつご紹介していきましょう。
単体だと大きさがわかりにくいですが、オサエちゃん角大(200x150)と比較するとこんな感じ
これは、ある意味すごい贅沢な鉄板で、カセットコンロサイズや、ファミリーサイズとほぼ同じだけの手間がかかっているので、焼き面とお値段から効率を考えるとコスパは非常に悪いわけです。
でもこの鉄板の価値は、そこにはないのです。
こ・の・サ・イ・ズが欲しかったのだそうです。
常日頃コスパばかりを追求して、すさんでしまった心をうるおしてくれるような鉄板でした。
そして、もう1点のこだわりは、取っ手の位置。
通常短辺の左右に取っ手を付けますが、今回は、長辺。
「ほんとにこっちにつけていいですか?」と、くどいほど確認させていただきましたが、その理由がバランス「あんまり横長にしたくなくて」と。
さすがです!さすがヘビーユーザーさん!
いやぁ、勉強になります。( ..)φメモメモ
そーですよね、ちっちゃいシングルバーナーの上で横方向ばかりに重心が偏るのは不安定ですもんね。
目から鱗の取っ手でした。
そして、この鉄板のために新たにシングルバーナーを購入されたそうで、セットした写真を送ってくれました。
たぶんこちらのSOTO
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-330/
ではないかと思います。
ちゃんと、シリコンチューブもつけて安定感ばっちりです。
ツーリングか釣りか低登山でお使いになるそうです。
でね、シングルバーナーで鉄板を使う場合は、少し注意が必要だと思うんですよ。
スキレットとかコッヘルとか軽いものとは違って重くて、下からも輻射熱が出ているということを考えると、こうなります。
OD缶よりCB缶のほうがいいんじゃないかと思います。
OD缶は、ランタンにつかえたりとかメリットもあるしかっこいいんですけど、どうしても重心が高くなってしまうので、そこは安全第一で。
出典:Amazon
出典:Amazon
いくらCB缶でも、鉄板の真下にあるものは、あまりおすすめできません。できればホースで離して使うものが安心です。どうしても近くなってしまう場合は、遮熱版なども利用して缶が熱せられないようにし、短時間で済ます等注意が必要です。
念には念を入れ、ホースにアルミホイルを巻き付け輻射熱対策をしているユーザーさんもいらっしゃいます。
劣化対策にもなりますね。
この条件だとずいぶん種類が限られてきてしまいますので、鉄板用というかダッヂオーブン用、重いもの用、ファミリー用と割り切って選んでいただけたらと思います。
やっぱり安全安定第一です。
まだまだシングルバーナーに関しては、未熟ですので、もっと使い込んでまた、ポイントなどお知らせしたいと思います。
まずは、以上3点、ご確認ください。
厚さ9㎜
縦229㎜x横251㎜
なんと細かいサイズ指定!!!
お届けしたら、「ぴったりでした~」とメールをいただきまして、ホッといたしました。
なにに合わせたのだろう?
厚さ6㎜
200x200
超超シンプルな1枚鉄板です。
実は、これが1番使い道があるのではないかとひそかに思っています。
2㎏弱なので、持ち運びもお手入れも簡単!
BBQの網の上にのせて、1部鉄板焼きにしたり、こげそうな野菜の避難所にしたり、休憩中の保温所にしたり・・・1枚あると便利だとおもうのですよ。
もちろんシングルバーナーにもOKです。
そんなわけで、これの定番商品化を模索中ですが、半年くらい前にも同じような表明をした記憶があり、進展しないまま今年も半分すぎてしまいました。
ソロキャンブームがまだまだ続きますように・・・
以前シングルバーナー用鉄板をオーダーされたユーザーさんが伊豆の妻良での釣果を送ってくださいました。
すげーでかい!こんなのが釣れるのか!
シングルバーナー用鉄板には入りきらないですよね。
で、ここで鉄板使っているのを見た別の釣り人さんが、
「それいいですね」って、シングルバーナー用鉄板のオーダーを下さいました。
やっと、タイトルにつながりました。