外外寸法550x750㎜
底厚9㎜
フチ厚6㎜で高さ25㎜
取っ手取り外し可
重量約35㎏
フチが6㎜なので、ぱっと見そんなに重たそうに見えないかもしれませんが、見えない底の厚さが9㎜(1.5倍)なので、持ち上げると「うっ!」となります。5㎏のお米7個分ほどです。
こちらは、キッチンカーでステーキや牛タンなどを販売している横浜のお店からのオーダーです。
溶接ってどうしてもたわみが出てしまうんですよ。
金属加工で有名な新潟県燕市のST-LiNKさんのホームページから画像をお借りしました。
こちらは薄いのでわかりやすいですが、9㎜の鉄板でもぱっと見わかりませんが、たわんでいます。すり鉢状にたわんでいるはずです。
で、
素人さんでちょっと溶接できる人が、この鉄板見て、「すげー!俺らがやったら最後合わん、ぐにゅあぐにゅあや!」って言ってました。
適切なスピード、適切な熱量で、最低限のたわみに抑えて溶接できるのは職人さんのスゴ技です。
当店では、HIで鉄板をお使いになる場合は、四方溶接の鉄板のオーダーをお断りさせていただいております。
焼けないことはないのですが、どうしてもたわみが出てしまい、熱効率がすこぶる悪いと思われますので、何とぞご了承ください。
取っ手は取り外し可能
最初のご注文時に「岐阜県大阪焼 さん太さんと同じもの」と言われて「???」だったのですが、私も忘れているくらい前に紹介したオーダー鉄板だったので、よく見てくださっていて超感激しました。
フチの高さは焼き面から25㎜なので、底から34㎜です。
このサイズですとフチを9㎜にするか6㎜にするかで重量は2㎏ほど違ってきます。焼き加減にあまり関係のないフチは薄くし、軽くできます。
四方曲げではできませんが、四方溶接では可能です。
こちらこそ、ありがとうございました。
550x700㎜
厚さ1.2㎜
フチ片方だけ90度10㎜曲げ
重量約3.6㎏
こちらは、伊豆のパン屋さんが、パン窯で巨大なピザを焼くためにご注文くださいました。
お問い合わせ段階では、6㎜とか9㎜厚で取っ手をつける仕様でしたが、お話を伺ううちに、
「できるだけ焼き面を大きく使いたい」とか
「できれば片手で扱いたい」
というご要望を優先し、いつものように厚さで勝負ではなく、軽さと丈夫さの折り合いのつくところでこの薄さになり、窯から出すときに引っ掛かりがあればOKということで、手前を1㎝曲げるというこのサイズ、デザインになりました。
これくらいの薄さになると黒皮鉄板がありませんので、同じ材質ですが、ミガキという黒皮を剥いだものになります。
シルバーできれいですが、錆やすいのでその点気を付けなければなりません。
オーダー鉄板は、できるかぎりご要望に沿うよう製作いたします。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
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