本当なら、新緑あふれる空気の澄んだところで試してみたかったのですが、コロナ禍ということで自社工場の敷地内でやってみました。
H鋼とは、H形鋼のことで建物の柱や梁などに使われる断面がアルファベットの「H」の形をした鋼材のことです。
こんな感じのヤツ。
これは、すでに加工済みですが、原材料として入ってきたときは、もっと長くて何も溶接していない状態です。
H鋼にも色々なサイズがあるのですが、今回つかったのは、
「H」という形に置いたときの、横幅が294㎜、高さが200㎜。
それを275㎜に切ったものを使いました。
で、シングルバーナーは、こちら
重い鉄板をのせることが前提なので、こちらのブログに書いてある条件にぴったりなこれを選びました。
向こうで「キリンさん」やってます。
シングルバーナーの五徳の高さが90㎜、H鋼の焼き面の下の高さが95㎜、だから鉄板は五徳に触ってないんですよ。5㎜の隙間。
焼面の厚さは8㎜。
出力最高にして、10分くらい温めました。ちょっと時間がかかります。
準備するときに日なたに置いとくと鉄板が温まりやすいかもしれません。
いつものように「鉄板の温度が一目でわかる方法」を使って温度を測って焼いていきます。
焼面をきれいに洗う洗剤を忘れたので、くっつかないアルミホイルをひきました。
音と匂いをお届けしたい!
あっという間に焼けます。10秒くらいでしょうか。
熱々を塩コショウとたれとわさび醤油でいただきました。
あっという間の出来事で、出来上がりの画像がありません。すみません。
食欲に走ってしまいました。
めちゃくちゃおいしい!口の周り飛騨牛の脂でギトギトです。
今度は、いい加減おなかも膨れてきたので、出来上がりを撮影する余裕がありました。
ソーセージは冷凍のをボイルして持ってきました。中まで火は通っているので、表面の焼き目とあたためだけです。
パンもふわっふわ、ソーセージも外はパリッと、中は肉汁がたっぷり、春キャベツの食感もいいアクセント、パーフェクトホットドック!
H鋼を使ったBBQのいいところは、
・すでに風よけがついている風になっている。これ大事。
・めっちゃ安定しているので、シングルバーナーでも安定感抜群。
・通常の鉄板と同じ効果がある。
わるいとこは、
・重い!重い!重い!以上!
今日使ったので20㎏くらい。
だからこんなこと、よっぽど鉄好きの酔狂な人しかやらないと思いますが、よかったら、H鋼お分けいたします。
使い道としては、「I」の形に置いて、くるみ割ったり、曲がった番線を伸したり、作業台としても案外いけるんじゃないかと思いますがどうでしょう?
注意事項として、ボンベがH鋼の中に入るタイプのシングルバーナーでは絶対にやらないでください。
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