キャンプオールマイティを使って牡蠣の燻製を作ってみました。
角フタがあれば、普通の鉄板でもできますし、なんちゃって燻製の動画などもたくさんありますので、おうち時間を持て余している皆様、お気軽にトライしてみてはいかがでしょうか?
ただ、作業は短時間ですが、放置時間が多々あるので、変化など楽しみながら気長にお作りいただくとよろしいかと。
牡蠣は、どうせ生で食べないなら、加熱用の方が美味しいです。
つけ液は、めんつゆでお手軽に済ませます。
めんつゆを1.5倍くらいの水で薄めます。薄め具合はお好みで。
牡蠣を丁寧に塩水で洗います。
5回くらい洗うと、これくらいきれいになります。
沸騰する寸前くらいの温度で10分くらい茹でます。
ざるに上げます。
このゆで汁、めっちゃ美味しいのでとっておいた方がいいです。
因みに、我が家では、のちにでてくるつけ液と混ぜて、鱈で寄せ鍋にしたらめちゃくちゃ美味しいのなんのって、今年イチ(暫定)美味しい鍋になりました。
キッチンペーパーの上に並べて、よーく水気をきります。
意外とプリプリ、大きさバラバラ。
上からも軽く押さえて水分をきります。
めんつゆのつけ液と一緒に保存袋にいれます。
2~3時間放置でもOKらしいのですが、冷蔵庫で1晩放置してしまいました。
1晩放置した状態、うっすら色づいた感じ
また、よーく水分をきります。この後、冷蔵庫で1晩乾燥させるので、ざっくりで大丈夫です。
網のうえにのせ、ラップなどせず、このまま冷蔵庫で1晩乾燥させます。
プリっぷりで、すでに美味しそう。
1晩乾燥させた状態、水気がなくなって、引き締まった感じ。
表面に水分があるとうまく燻製できないので、ここはきっちりやった方がいいです。
使い込んだ我が家のキャンプオールマイティです。
「キャンプオールマイティ初めてみるぅ」というの方は、ぜひこちらをご覧ください。
簡単にいうと、鋼板で作ったダッジオーブンのようなものです。
ここまで煽っておいて大変申し訳ございません。
只今在庫がございません。
いつの日か復活した暁には、よろしくお願いいたします。
キャンプオールマイティにアルミホイルを敷いてチップ(大工さんからもらった木くず)一掴みと少々の三温糖をのせます。
牡蠣を乾燥させた網の足が少し短かったので、長いのと替えました。
市販の丸いアミにボルト、ナット、座金で手作りしたものです。
直径237㎜という規格の網が、キャンプオールマイティにシンデレラフィットです。
強火で5分くらい温めるとうっすら煙が出てくるので、先ほどの牡蠣を網ごとセットします。
換気扇は必須、でもキャンプオールマイティだとあまり漏れないので、部屋もにおいません。
セットしたところ
フタをして、中火にします。
5分くらいでちょっと様子見。いい感じです。
15分経ちました。
あまりにも美味しそうなので、1つつまみ食い。
うまいッ!
でも、もう少し味を落ち着かせるために、ひっくり返して、火を切って、余熱であと10分燻製しました。
その間に、ビンを煮沸して、乾かしておきます。
すべて再利用のビンです。
ちっちゃいのは、下呂プリンのはいっていたやつ。
オイル漬けの材料です。
つまみ食いの時、結構塩味があったので、塩は使いませんでした。
つけ液に塩が効いているときや、最初に塩漬けする時は、乾燥の前に塩抜きするんですけど、今回は、つけ液を薄めたので塩抜きはしませんでした。この辺の加減は難しいです。
ビンに燻製した牡蠣、ニンニク、鷹の爪を入れて、オリーブオイルを注ぎます。
今回、生ニンニクのスライスでしたけど、もう1手間かけて、フライドニンニクにすればよかったです。
牡蠣の燻製オリーブオイル漬け完成!
これで1週間くらい漬け込みます。楽しみ~ィ!
う、うまっ!牡蠣の旨味がこれでもかってくらい凝縮して超濃厚。
燻製直後の角の立った塩味が程よくまろやかになって、牡蠣の旨味を上手に引き立てています。
牡蠣の旨味と燻製の風味がリーブオイルに移って、オリーブオイルだけをパンにつけて、何枚でもイケる感じです。
正直に言うと、牡蠣だけ食べたい。
いちいちパンにのせて食べていると、すぐにお腹がふくれて、あんまり食べられないのですよ。
だからもう、牡蠣とビールだけでたらふく食べたい。
この時、〆サバの燻製も作っていて、オイル漬けのためのフライドニンニクを作ったので、そちらをあしらってみました。
お味も、サクッとした食感も生よりも揚げた方が断然美味しかったです。
このオイルをパスタと和えても美味しそうです。
他にも、サーモンにかけたり、トマトにかけたり・・・
燻製器とかスモーカーなどにはかないませんが、お手軽に燻製をするには、底の厚い鉄板が向いていると思います。
底厚の鉄板だと、熱の伝わりがとても安定していて、火を切ってから余熱でもいい感じに燻製できます。
また、鉄板は空焚きにも強いので劣化もなく、安心して燻製できますし、煙のよごれも目立ちません。
ぜひ1度お試しください。