もうすでに酢で〆てあるものにしました。
厚生省のHPによると、アニサキスは、冷凍-20度で24時間または、加熱60度で1分で駆除できると書いてあったので、冷凍流通しているこちらを選びました。
要冷蔵って書いてあるけど、裏にちゃんと冷凍加工流通しているって書いてありました。
決して、酢で〆ただけではアニサキスは駆除できないので、冷凍ものをお勧めします。
牡蠣と違って、すでにしっかり味がついているので、つけ液につけておく必要はありません。
なので、乾燥も必要ありません。
表面の水分をキッチンペーパーで押さえてふき取ります。
裏もしっかり水分をとります。
四角いものがおいてあり、跡がついています。
ふっくら見せるための上げ底?何か理由があるのでしょうか?ご存じの方教えてください。
キャンプオールマイティにアルミホイルをひき、チップと三温糖少々を広げ、強火で5分くらい温めます。
煙が立ってきたら、サバを入れ、フタをして中火にします。
えらく大きさが違うなあ。
15分経ちました。
鯖の身がぎゅっと引き締まりました。
鯖の表面に蒸気や鯖から出た水分がついているので、キッチンペーパーで吸い取ります。
身が柔らかくなってきているので、優しく押さえる感じで。
裏はこんな感じ。
持ち上げた時、切れてしまいました。
裏の水分も吸い取ります。
15分経ちました。合計30分くらい燻製しました。
ひっくり返しているうちにしっぽのところがもげてしまいました。
燻製終了です。
この状態で、冷蔵庫で一晩乾燥させます。
牡蠣の燻製オリーブオイル漬けの時は、生ニンニクのスライスでつけたのですが、一緒に食べるとき揚げてあった方が断然美味しいので、漬け込みようのニンニクを鷹の爪と一緒に揚げました。
24時間乾燥させたものです。
持ち上げても崩れることなく、カチカチです。
スモークジャーキーみたい。
オリーブオイル漬けにする前にちょこっとだけ、今夜のアテにしてみました。
やっぱり濃い、旨味が濃厚。もともと、とろ鯖だったから、脂がのっていてそれにスモークの風味がプラスされて、より脂の旨味を引き立たせているようです。でも酸味や塩味がとがっている感じだったので、マヨネーズをつけてマイルドにしていただきました。
日本酒にはこのままの方がいいかなあ。
食べやすい大きさに切った鯖をビンに入れ、冷ましたオリーブオイルでニンニク、鷹の爪と一緒に漬け込みます。
前回牡蠣の燻製オリーブオイル漬けの時は、丁寧にビンを煮沸消毒しましたけど、あっという間に食べてしまうので、個人的には必要ないかな、今回は、煮沸消毒しませんでした。
1週間経ちました。
ぱっと見あんまり変わってないようですが、一つつまみ食いをしたら、めっちゃ美味しくなっていました。
味が安定したというか、よく馴染んだというか。
酸味と塩味が絶妙にまろやかになって、もともと〆る時点で甘みも入れてるからなのか、ほんのり甘みも感じました。
〆サバは、牡蠣と違って、素材にパンチがあるのでパンと一緒に食べた方が美味しい気がしました。
体調が弱っているときに〆サバ食べると蕁麻疹が出るので、普段あまり食べたがらない家人が、これめっちゃ食べてました(笑)ロシアンルーレットに当たってもいいほどおいしいか!そうか、そうか!
鯖サンドで萌え断サンドイッチを作ってみました。
少し暖かくなるだけで、なんか無性に生野菜をガッツリ食べたくなりますよね。
サニーレタス、新玉ねぎ、春キャベツ、ニンジン、トマト、キュウリ。
ニンジンは、千切りにしてから塩もみしてあります。
パンは、ヤマザキのルヴァンやわらか12穀ブレット。
適当に野菜たちを積み上げ、真ん中あたりに〆サバの燻製オリーブオイル漬けのせて、クッキングシートにくるんで、切ると・・・
ブラボーブラボー!!!
想像以上に美しい。
一見すごいボリュームですが、ぜんぜんぺろっとイケます。
めちゃくちゃ美味しいです。
本場イスタンブールの鯖サンドって、生臭くってまずいって噂もあるけど、これは全然生臭くないし、鯖の旨味が燻製によってぎゅーっと濃縮されて、オリーブオイルに浸けることによって、酸味や塩味や甘みが絶妙にマリアージュなのですよ。そして最後にスモーキーな香りがワンランク上の鯖サンドに格上げしてくれている感じです。
〆サバの燻製オリーブオイル漬けは、牡蠣と違って最初から味がついているので、2工程くらい省けて、簡単です。
そのままでも十分美味しいのですが、できれば、燃え断鯖サンドをお試しいただきたです。ほんと美味しいですから。