大きい鉄板だからできること第1弾のハンバーガーの時、なんかリクエストないですか?とゆる募しましたところ、鉄板ユーザーさんから、「広島お好み焼き!」と、鉄板メニューの(ややこしい笑)リクエストがありまして、早速、試してみました。
アツアツ鉄板カセットコンロサイズで、よく大阪お好み焼きを作るのですが、広島お好み焼きは、2枚分スペースが必要ですから大きい鉄板だからできるお好み焼きですね。
実は、今回も3枚焼いていて、よい方の工程写真を使っているので、前の状態とちょっと違うところがあります。ご了承ください。
新鮮な天かすがなかったので、イカ天(一部のり天)にしました。
麺は、高山市民御用達、新井こう平製麺所の焼きそば。初実食。
前回は、2くちコンロの左側だけ使いましたが、今回は、両方使って、左側は中火、右側は弱火にしました。時々調整します。
ちょっと、鉄板の温度が高すぎて、丸く伸ばす前に固まってしまいました。いびつ。ちゃんと温度は測った方がいいですね、ホントは160度から180度くらいが適温です。
そして、かつお節を散らします。
キャベツ、天かす、もやしをのせます。
豚バラをのせます。
横から見ると、こんな感じ、こんもりしています。豚バラのせすぎ?
お玉に半分くらいの生地を回しかけ、ひっくり返します。
ここ、最初に緊張するところですね。
まずまず成功!
今回はTFオサエちゃん使いました。
本職の方たちは、ここでヘラを使ってぎゅうぎゅう押さえてますよね。
豚肉に火を通すのと、層になった具材を密着させるためですね。
TFオサエちゃんは、1.8㎏あるので、ぎゅうぎゅう押さえなくてもオサエちゃん自身の重量で押さえることができます。
豚バラから出たうまみのある脂で、さらに焼き付け、美味しいお好み焼きになっていきます。
左側の空いているスペースに少し油をひきます。
焼きそばを入れます。
すぐにほぐすと切れるので、こっちにもオサエちゃんを使って、蒸し焼きにしました。
ほぐれてきたら、ソースをかけてさらに焼きます。
お好み焼きソースを使いましたが、ウスターソースでもいいそうです。
太麺の時は、けっこうガッツリかけた方が美味しと思いました。
味がなじんだら、丸く整えます。
左側は、弱火にしています。
厚い鉄板は、こうやってじわじわと加熱することが得意なので、別の作業をしながら放置していても嫌な焦げ方をすることがありません。
麺の上にのせます。
卵を割り入れ、丸く整えます。
ここは、時間との勝負なのですが、何枚も写真撮ったりしているうちに卵が固まってきてしまいました。
もう少し、半熟くらいで、のせたかったです。
のせます。
横から見るとこんな感じ。
美しく仕上げるために、時々、コゲ落とし、カス掃除をするといいです。
無駄にカチャカチャやるとプロっぽくみえます(笑)
鉄板用ヘラを使うと、きれいにこそげ落すことができます。
オタフクソースの公式レシピで、
「さらに美味しくするためには、ソースの温度を40度にする」
って書いてあって、いままで、チューブから直接かけるのが当たり前だと思っていたので、ソースは冷たいもんだと疑わなかったけど、たっぷりのソースが温かかったらやっぱおいしいはずですよね。
で、火を切った右側の鉄板の余熱で温めてみました。
アツアツ鉄板なら、直接ソースを温めることもできます。
あ、本体、ひっくり返しています。
2本のヘラで左右からすくって、ペタペタ塗りました。
お好み焼きソースを温めると、少しゆるく(サラサラ)なって、塗りやすくなりました。
マヨネーズをかけ、青のり、紅しょうがをのせて完成!
断面は、こんな感じ。
厚みもあるけど、ちゃんと密着しており、ビジュアル的にはまあまあじゃないですか!
ソース温めるとめっちゃいいです。
まろやかになって、お好み焼き本体との一体感が増す感じです。
冷蔵庫から出してすぐのチューブから直接かけた冷たいソースは、ちょっと胸焼けするような(年のせい?)くどさがありますけど、温めると、お好み焼きを包み込むような柔らかい感じになって、より美味しく、甘みも増したように感じました。
鉄板の温度は、ちゃんと確認しないとだめですね。
最初のクレープみたいなお皿を焼くときは、160度から180度にしなければきれいにお皿になりません。
厚い鉄板は冷めにくいというデメリット(ふつうはメリット)があるので、一旦250度くらいまで温めた鉄板を160度くらいにするには、意外と時間がかかるんですね。ここを焦って失敗しました。
それから、卵を広げるときは、あっという間に固まってしまうので、もたもたしていると、焼きそばと密着しなくなってしまいます。
こういうスピードが要求される工程と、オサエちゃんをのせたりしてじっくり待つ工程があるのに、そこの緩急を押さえおりませんでした。
ちょっとナメてました。すみません。精進します。
前回のハンバーガーの時もそうでしたが、めっちゃ楽しい!
お好み焼き屋さんごっこみたいです。
細かいコツはたくさんありますが、最終的にはソースでまとめてしまえば、まあまあ美味しい(笑)粉もん星人じゃないのでハードル低め。
2か所で同時作業は、なんかプロっぽい感じもします。
ファミリーサイズをお持ちの皆さま、ぜひおうちで広島お好み焼きを作ってみてはいかがでしょうか?