2016年
11月
03日
木
この方法は、あくまでもお安いお肉に限ったことで、間違ってもA5ランクのブランド牛などには、もったいないので、しないようにお願いいたします。
また、ステーキの焼き加減などは、好みがあって、血がしたたるような超レアがお好きな方もいらっしゃると思いますが、今回は、ある程度中まで火が通って、でもスーッと切れるくらいやわらかく、ステーキソースがほどよく肉汁と馴染んだ状態を美味しいとさせていただきました。
ホントは、オサエちゃんとアツアツ鉄板で臨みたかったのですが、強力な助っ人外国人(?)に協力を要請いたしました。その名も・・niXaX
ニクサス・・・??
肉刺す・・・???
実は生粋のメイドインジャパン
それも刃物の町、岐阜県関市の彫刻刃屋さんが作った優れモノ
彫刻刃の角刃20本でガシガシ肉を刺していく肉たたき兼スジ切りのようなものです。
で、今回の実験は、
1、ニクサス+オサエちゃん
2、ニクサスのみ
3、オサエちゃんのみ
4、何もなし
で焼きくらべたら、どれくらい違いが出るか!
試してみました。
アメリカ産肩ロース、200円/g前後だったと思います。
半分づつ4切れ用意しました。
ニクサスをこんな感じでガシガシ刺していきます。
片面8~10回くらい。で、両面刺します。肉の大きさにもよりますね。
ニクサスのすごいところは、両サイドにストッパーが付いていて、刃が下まで刺さらないので、まな板とかを傷めることがないのです。
そして、こんなに生肉に触れても、簡単な構造で分解出来るので、隅々まできれいに洗うことができるのです。
左がニクサス前、右がニクサス後です。
撮影距離がアバウトなので、正確な比較はできませんが、一回り大きくなって、脂身が砕けた感じになります。
ニクサス後は、持った感じもでれーんとしています。
250度位に温めた鉄板に油を引き、4枚並べます。
左手前から時計回りに
1、オサエちゃん+ニクサス
2、オサエちゃんのみ
3、ニクサスのみ
4、何もなし
で、いきます。
左側だけにオサエちゃんをのせます。
ちょっとはみ出たので、途中ずらしたりしました。
5分ほどたって、オサエちゃんをとった状態です。
ひっくり返したところです。
オサエちゃんチームにはいい焼き色が付いています。
「何もなし」も火のあたりが強かったのか、まさかのいい焼き色です(^_^;)
この状態で3分ほど焼きました。
オサエちゃん+ニクサスの断面です。
中まで火が通っています。
オサエちゃんのみの断面です。
中まで火が通っています。
ニクサスのみの断面です。
ちょっと赤いです。
表面にあまり焼き目はついていません。
「何もなし」の断面です。
鉄板の上で撮影の順番を待っていたので、余熱で火が通ってしまいましたが、それでも赤いです。
肉が縮んで分厚い肉に見えますが、持った感じで固そうなのがわかります。
オサエちゃんなしチームには、オサエちゃんありでもう少し加熱します。
すりおろし玉ねぎ
にんにく
醤油
みりん
砂糖
で、ステーキソースを作ります。
どれも、いい感じの焼き目が付きました。
たれをかけます。
玉ねぎやにんにくに火を通した方がいいので、ちょっと火にかけます。
この瞬間の音と香りをお届けしたい!
鉄板に付け合わせのポテトとコーンをのせて完成です。
で、今回の食べ比べ実験の検証です。
旦那様にも食べてもらい、感想を聞いて総合すると、
オサエちゃん+ニクサスで、お安いステーキ肉が絶品ステーキになります。(断言!)