鉄の調理器具で、1番困るのは、”重いっ”ってことに尽きると思います。
錆びることもステンレスやアルミに比べたらデメリットになりますが、お手入れをきちんとすれは、錆は恐れるほどではありません。
あっ、そんなにきちんとお手入れしなくても大丈夫ですけど・・・。
で、いざ鉄板を買ってみようと思ったときに、
「鉄板が厚いほうがおいしいって言うし・・・」
でも「厚いと重いし・・・」
どこで折り合いをつけるか悩むところです。
建築用の鉄板なら、30㎜でも40㎜でもあります。
ちなみに、厚さ40㎜xたて460㎜xよこ460㎜の鉄板で399kgです。
この辺りは問題外としても、12㎜位までなら、大きさにもよりますが、調理器具としてお使いいただけると思います。
こだわりのお客様のオーダー品の1部をご紹介します。
食卓用の小さいサイズは6㎜、
アウトドア用の大きいサイズは4.5㎜です。
一概に、厚いほうが美味しいと言っても、このカテゴリーのトップでご紹介したように蓄熱量は
蓄熱量=たてxよこx厚さx比重x比熱
なので、屋台の焼きそば屋さんがやっているように、大きい鉄板をフルに使って、焼きそばなどを焼けば、蓄熱量的には、とても効率がよいわけです。
こんな感じなら、常に高温の鉄板のところにに焼きそばが接するので、余分な水分が出ず、早く、中まで火がとおり、蓄熱量の良さがわかります。
年に数回のイベントとか、ファミリーBBQでしたら4.5㎜でも十分アツアツ鉄板をお楽しみいただけると思います。
丸型3サイズや角型カセットコンロサイズは、定番は6㎜だけです。
最高でも6kgなので、女性でも無理なく扱うことができます。
娘さんが買って帰られて、おばあちゃんが持てないって文句を言われたことはありましたが・・・ゴメンナサイデス
実店舗では、イレギュラーなサイズの鉄板がお値打ちになっていたりすることもあったり・・・・